私の愛車、アドレスv100(スクーター)が先程族仕様から復帰しました
事の始まりは今日の朝、ぼーっとしていて曲がり角を通り過ぎてしまい、慌ててUターンした時に中央分離帯のキャッツアイにお腹を擦ってしまいました。
その瞬間から「げばばばばば」という暴走族予備軍のスクーターみたいな音が…おそらく排気管が破けたかして排気漏れしているのでしょう。
取りあえず走行に支障が出るほどではないのでそのまま出社しました。
駐輪場で覗き込んだ所で原因箇所が分るはずもなく、かといってそのまま明日も爆音仕様で行くのはまずいと思い、会社帰りに耐熱パテとステンレス針金、脱脂剤を買って帰りました。総額1500円ほど…痛すぎる出費です。
で、帰ってきてマフラーを外してみると錆が酷く所々崩れ始めてはいる物の亀裂や穴は見あたりません。???と思って仮組みしてみるとエンジンとの結合部(フランジ)と排気管が衝撃で歪んでいるようでキッチリと合わず斜めになっておりそこに隙間が出来て排気が漏れているようです。
こうなるとパテとか補修とか言う次元ではなくなってしまいます。
1.厚いメタルガスケットなどを切って隙間を埋める
2.隙間に無理矢理パテを流し込む
3.排気管とフランジを叩いて元に戻す
しばし思案の結果、最も効果的かつリスキーな3を選択。
義父さんの形見の2ポンドハンマーを構え、コンクリの土台にマフラーを押しつけ、大胆かつ慎重に打撃を加え、仮組みして隙を見る事をかれこれ30分以上。排気管を破損させることなくキッチリと合わせる事が出来ました。
組み込み後、エンジン始動して確認。おけー!
どっと疲れてしまいましたよ…
そして総額1500円という大枚を叩いた耐熱パテその他はまるで出番無しという事実が後片付けをする私に追い打ちをかけるのでした。