トラ技を見ていたら面白そうなマイコンを見つけたのでヒトツ。
ターゲットは
MC68HC908QY4CP(リンク先はデータシート)と言うDIPパッケージ16ピンのもの。
5V単一電源で動作し、発振機内臓、高電流IOで外付け部品がほぼ必要無い状態で動作、プログラムはフラッシュロムでプログラム自身による書換も可能。またそれは不揮発性のメモリとしても使用できる。A/DコンバータとPWM制御を見越したタイマを内臓と非常に優れたハードが特徴。
しかも開発環境が無償公開されており、Cの使用も出来る。そうなるとLCDを使用した表示も難しくなく、結構高度なものが作れそう。
こんなものが1Pac200円強で手に入ってしまうのは大変魅力的。
ロムライタも自作すれば2000円程度と素人の手遊びには十分すぎるほどの環境が整ってしまいます。
モトローラと言うのも個人的にはツボw
では一体これで何を作るのか?
1.温度、回転数測定機能付きファンコントローラー
LCDにデータを表示させるのをやってみたい、勿論PWM制御による回転数制御を行います。安価なコントローラーのような電圧制御は電源投入時にファンが起動しない危険があるでス。それにPWMならば無駄な電力を少しカットできる?
理想は回転数をPI制御で合わせることですが、流石にそこまで頭が回りそうにありませんw 出来る事からコツコツと。
2.電磁バルブ&電子バーストトリガー
電動ガン及び電磁バルブガン用のトリガーシステム。引き金を引いた際の動作を制御する。
・電動ガン
バーストの数を可変にする、おまけとして発射弾数のカウントも可能(バッテリーの持ちを見たりとか)
他、超音波や赤外線センサーと連動したセントリーガンシステムに対応可能!WEBカメラと連動させたりと夢は膨らむ?
トリガーをFET化するのが必須な為、やや敷居は高い。
・電磁バルブ
基本はシングルショットの開弁時間制御。
開弁時間については任意の長さにスタンドアロンで調整可能にしたい。もっと言えば外部にLCDを接続することによって開弁時間を表示させながら調整し、調整が終了したら内部に記憶させる方式が好ましい。ちょっと大変そうではあるが。
問題点は電源の作成。マイコンは5V駆動、バルブは12V駆動になる。
タイマーICを利用した場合は12V単一で済むので9Vの006Px2で良いが、9Vから5Vに落とすのはやや危険。充電池なら同サイズで7.2Vx2になるので安全性は高いが利便性は落ちる。リチウムイオンは理想的だが、いかんせんコストが高い。
3.その他
車用の部品とか作ってみたいところですね。それには12V→5Vの作成方法を確立しないと。